Z世代の消費行動における実態調査

2022年03月17日
スマートアンサーは2021年11月19日~11月22日の期間で、15歳~24歳のZ世代の男女1,882人を対象とした 「消費行動における実態調査」を行いました。 本調査は「ファッション・生活雑貨・化粧品・ゲーム・書籍」について Z世代が各商品を認知・検討・購入に至るまでに参考にする情報について調べたものになります。

ファッション関連商品の認知きっかけ、男女ともに1位は「オフライン店舗の店頭」
ファッションに関する商品の『認知きっかけ』について聴取したところ、男女ともに1位は「オフライン店舗の店頭」(男性:58.8% 女性:65.7%)、2位は「オンライン店舗・ECサイト上」(男性:23.7% 女性:30.1%)となった。男性の2人に1人、女性の3人に2人は実店舗店頭で商品を発見する傾向にあり、ファッション関連の商品については実店舗での商品PRが重要であることがわかる。
男性のほうは次いで「友人からの口コミ」、女性のほうは「SNSでの口コミ」となった。
この聴取データの選択肢をオフライン(実店舗など)・オンライン(ECサイトなど)でまとめたところ、 オフラインの選択率には男女間で大きな差はみられなかったが、オンラインの選択率には男女間で17ポイントの開きが見られた。 女性のほうが欲しい商品をオンラインで見つける傾向が高いことがわかった。
また、オフライン・オンラインを区別せず「店頭」「広告」などのジャンルで分けたところ、男女ともに店頭で商品を発見する率が70%以上、 広告由来で商品を発見する率が男性に対して女性のほうが5ポイント以上少ない、 口コミ由来で商品を発見する率が女性のほうが10ポイント以上高い、 ということがわかった。
ファッション関連商品購入前の検討材料集め、男女ともに1位は「オフライン店舗の店頭」
ファッション関連商品購入前の『検討材料集め』について聴取したところ、男女ともに1位は「オフライン店舗の店頭」(男性:54.3% 女性:60.5%)となった。 男性のほうは次いで「オンライン店舗・ECサイト上」「友人からの口コミ」、女性のほうは「SNS等での口コミ」「オンライン店舗・ECサイト上」となった。
「SNS等での口コミ」については男性が14%に対して女性が31%と、倍以上の開きがあることが分かった。
オフライン選択率の男女間での差は『認知きっかけ』よりは増えたものの、それほど大きな差はみられなかった。 対して、オンライン選択率のほうは男女間で10ポイントの開きが見られた。 購入前の検討材料集めについても、女性のほうがオンラインを活用する傾向が高いことがわかった。
またジャンル別では男女ともに「店頭」「口コミ」「紹介」という順であった。 『認知きっかけ』に比べて「店頭」「広告」の割合は下がっており、「紹介」が割合維持、「口コミ」の割合が上がる、という結果となった。
ファッション関連商品の購入先、男女ともに1位は「百貨店・ショッピングモール」
ファッション関連商品購入前の『購入先』について聴取したところ、男女ともに1位は「百貨店・ショッピングモール」(男性:52.9% 女性:63.1%)、2位は「その他のオフライン店舗」(男性:40.8% 女性:33.2%)となった。「ECサイト」や「その他のオンライン店舗・サービス」については実店舗よりも活用割合は低いものの、4人に1人以上は活用しているということが分かった。
オフライン・オンラインで選択肢をまとめたところ、オフライン購入割合に男女間の差はあまり見られなかったが、オンライン購入割合は女性のほうが男性よりも9ポイント高いという結果になった。
スマートアンサーでは他商品やサービスにおける消費動向データを公開中
今回聴取した「ファッション」に関する情報収集だけでなく、「『生活雑貨・化粧品・ゲーム・書籍』に関する消費動向」データを無料公開しています。
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調査名:Z世代の消費行動における実態調査
調査方法:オンライン調査(ネットリサーチ)
調査期間:2021年11月19日~11月22日
調査対象:15歳~24歳のZ世代の男女1,882人

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